元宮崎県知事であり、「どげんかせんといかん」のフレーズで知られる東国原英夫氏。
政治家としてのキャリアの裏には、複数の犯罪歴や数度の結婚歴が隠されています。
芸人から政治家への異色の経歴を持つ彼の波乱万丈な人生を詳しく見ていきましょう。
プロフィール
- 名前:東国原英夫(ひがしこくばる ひでお)
- 生年月日:1957年9月16日
- 出身地:宮崎県都城市
- 職業:元宮崎県知事、衆議院議員、タレント、コメンテーター
- 学歴:専修大学卒業、早稲田大学第二文学部卒業
東国原英夫の犯罪歴
フライデー襲撃事件(1986年)
1986年12月9日、北野武氏が交際していた女性に対する「フライデー」記者の乱暴な取材に抗議するため、東国原英夫氏を含むたけし軍団はフライデー編集部を襲撃しました。
この事件で東国原氏は住居侵入、器物損壊、暴行の容疑で逮捕されました。
事件の背景には、芸能人のプライバシー侵害に対する強い怒りがありましたが、暴力による抗議は批判を呼びました。
暴行事件(1997年)
1997年、同じくたけし軍団の後輩芸人の側頭部を蹴るという暴行事件を起こし、1999年に傷害容疑で書類送検されました。
この暴行事件は、芸能界内の上下関係やストレスが背景にあると考えられていますが、暴力は許されない行為であり、社会的な批判を浴びました。
未成年者への性的サービス(1998年)
1998年、風俗店で未成年から性的サービスを受けていたことが発覚しました。
当時、東国原氏は未成年であることを知らなかったため、法的な処罰は受けませんでしたが、道徳的な問題として大きな非難を浴びました。
この事件も彼のイメージに大きなダメージを与えました。
東国原英夫の結婚歴
片平きみよさんとの結婚(1989年)
最初の結婚相手はフリーアナウンサーの片平きみよさん。
1989年に結婚し子供も授かりましたが、1991年に離婚しました。
かとうかず子さんとの結婚(1990年)
2度目の結婚は女優のかとうかず子さん。1990年に結婚し、二人の子供をもうけましたが、2006年に離婚しました。
かとうかず子さんは東国原氏の政治活動を支えましたが、その過程での多忙さや方向性の違いが離婚の原因となりました。
現在の妻・春香さんとの結婚(2014年)
2014年に20歳年下の一般女性、春香さんと結婚。
彼女は着物が似合う美人として知られ、2017年に男の子を出産しました。
東国原英夫の経歴
芸人から政治家へ
1980年に専修大学を卒業後、たけし軍団に加入し「そのまんま東」として活躍しました。
1997年の暴行事件や1998年の淫行騒動で芸能活動を休止し、2000年に早稲田大学に入学。
2007年には宮崎県知事に当選し、政治家としてのキャリアをスタートさせました。
2011年には東京都知事選に出馬し、2012年に衆議院議員選挙で当選。
その後、2013年に衆議院議員を辞職し、再び芸能界へと戻りました。
まとめ
東国原英夫氏の人生は波乱に満ちています。犯罪歴や結婚歴からは彼の激動の時代を垣間見ることができます。
一方で、政治家としての成功や現在のコメンテーターとしての活動からは、彼の強い意志と再生力が感じられます。今後も彼の動向には注目です。