子育て

SEパパが育児休業を取得して感じたこと

SEパパ、育休を決意

息子が生まれてから半年、私は大型プロジェクトの佳境にいました。

毎日毎日終電近くまで働き、帰ってくると息子の夜泣きで起こされて寝れずという生活をしていました。

しかも当時の担当のお客さんがとても苦手なタイプな人だったので、精神的にも今までで一番疲弊していました。

その時にやっていたプロジェクトの終わりが見えていて、そろそろ次のプロジェクトを考えないといけないという時、私は思いました。

「このままトラブルプロジェクトに居続けるといつまでも今の現場を抜けられないし、子供の寝ている顔しか見られない」

「…というかこんな生活してたら近いうち身体か精神が病む!!」

ということで、世間一般のイクメンパパのイメージとはだいぶ違った形で、すごいネガティブな理由で育休を取得することにしました。

決意からの取得交渉

決意してからの行動は早かったです。まずは翌日にはプロジェクトマネージャーというか上司に育休を取得したい旨相談しました。

まぁ、当時は精神的に一杯一杯だったのもあり、相談と言いつつほぼ決定事項のような伝え方でしたが。

(後から上司に聞いたら、取得できないなら会社辞める勢いだったらしいです…)

それでも取得すること自体は了承してもらえたものの、もう少し待ってほしいと懇願されたので、諦め半分で心を閉ざす覚悟をしていました。

そんなとき、タイミングがいいのか悪いのか役員が現場訪問にやってきました。

普段であれば、いつもは私服なのにその時だけビシッとスーツを決め込み、懇親会で飲みたくもない酒を飲む作業でしたが、この時は違いました。

役員にも育休の話は伝わっていたようで、私の顔を見るなり「育休、今すぐ取ればいいじゃん」と言われました。

ここでチャンスだと思った私は、「いやいや申し訳ないですよ〜」なんていうことを言いながらも他の管理課の課長等への外堀埋めを開始します。

この時の上司のマジかよ顔は忘れられません。いやあの時はすんません。

全力の引き継ぎからの育休初日

そんなこんなで外堀埋めからの翌月いっぱい付での育休取得開始をOK貰えた私は、全力で業務引き継ぎを始めます。

というのも、私は新卒から5年弱いただけだったのに、何気にその時の現場では一番長いキャリアになっていたこともあり、私以上にその現場のことを知っている人は社員では誰もいなかったのです。

この時点で中々ヤバい現場なのはわかってもらえるかと思います。27歳にしてその現場の長老扱いです。ヤバいです。

そんなわけで、私の脳内に入っているものを全力でマニュアル化し、仕事で良く絡むお客さんや競合他社のメインメンバーをリスト化し、仕事をうまくやってくれそうな先輩(社歴は上だけど現場歴は自分より下)に毎日私のやっていることを引き継いで行き…ということを通常業務中にやっていきます。

そんなことをしていたので、育休前最終出社日まで終電ペースでしたね。最終日も最後は「わからなかったら電話して!それじゃ!」って感じでしたし。

育休初日についてはいつもの休日と変わらない感じになったと思います。息子を散歩に連れて行って、一緒に遊んで寝て。みたいな。

それよりも、仕事の電話がいつくるのかでビクビクしていた記憶があります。上司からも「電話するから」と脅されていましたしね。結果的に初日以降もほとんど電話は来なかったのですが。

育休中にやったこと

育休中は、せっかくの長期休みなんだから、長期休みでないとできないことをやろうと思いました。

ちなみに、育休時にあって良かったものをまとめた記事があるので、合わせてお読みください。

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夜の断乳

息子の月齢も半年を過ぎていたので、断乳も考えていい時期でした。

妻と一緒に寝ると夜泣きで二人とも起きますし、妻も寝たい思いで授乳してしまうのはわかっていたので、私と息子の二人でリビングで寝ることにしました。

よく断乳レビューで触れられているよう、やはり最初の2日ほどはとても辛かったです。

お腹すいて(というかしゃぶりたくて)起きるので、中々寝ないというのが唯一であり最大の辛さです。

幸い、3日目以降は5時台まで寝てくれるようになり、慣れる期間も踏まえても1週間で断乳達成しました。

家事、育児を再度覚え直し

今までなあなあでやっていた家事や育児を、育休突入後は細かい手順等を覚え直すことになりました。

というのも、我流でやっているとまぁ妻と喧嘩するわけです。

皿の洗い方から洗濯物の畳み方から。まぁよくある衝突ですよね。

個人的にはある程度しっかり使えればいいだろう派なので、めんどくさいなぁとも思いつつ基本的にはこちらが折れる形。

育児についても、ここまでは神経質にならなくても大丈夫だろうと調べたり聞いたりした結果わかっていても、そういうところでパパとママの認識のズレを感じてこちらが折れて合わせていきました。

結局しばらくすると妻も「もういいか」と諦めて神経質になることをやめたりしていたこともあり、「だから言ったじゃん」と心の中で思ったりもしましたね。喧嘩になるので言いませんでしたが。

見たかったアニメの消化

あれ、育児は?と思ったみなさん。すみません。

育休とはいえ、子どもが寝ている時間はフリータイムです。今まで仕事続きで見られなかったアニメの一つや二つあります。

特に4クールもののガンダム等、普段なら見るのが辛いアニメを一気に消化しました。

もちろん妻も一緒に見ていたので、普段妻がノータッチのロボットアニメアニメを中心に、しれっと布教活動したりしていました。

この時に消化したおすすめアニメは後日別記事でご紹介したいと思います。

家事の分担

家事については明確にこれ、というものは話し合ってませんが、気がついたら暗黙の了解で分担ができてました。

【私のタスク】

  • 車出しの際の運転
  • お風呂
  • 夜ご飯の料理
  • (保育園始まってから)朝の保育園送り

【妻のタスク】

  • 洗濯(主に洋服類)
  • 息子の寝かしつけ(夜)
  • 息子が求めてきた時の遊び相手(パパは二人きりの時でないと構ってくれず)
  • (保育園始まってから)夕方の保育園お迎え

【二人のタスク】

  • 掃除
  • 洗い物
  • 息子のご飯作り(1週間に1度、隔週で交代)

ちなみにこの大まかな分担は今でも続いています。

もちろんその時の体調や仕事の都合で丸一日片方が家事育児したりもあります。

妻が夜勤の時は私は朝の保育園送迎から寝るまで付き合いますし、私が残業する時は妻に夜までお願いします。

育休を取得して良かったこと

息子の成長を実感

なんといってもこれだと思います。

「今日はつかまり立ちが出来た」「今日はしゃべった」「今日はここを怪我した」など、毎日一緒にいないとわからないことだらけです。

これが仕事をしていると、夜の寝顔だけしか知らないわけで、どうしても他人事というか、日々の成長を聞いても実感が湧かないんですよね。

この点については一生の宝となる経験ですし、育休を取得して良かったとすごく感じます。

息子にパパを認識してもらえた

この点、地味に大事だと思っています。

私のようなブラック社畜だと、土日くらいしかまともに顔を合わさないわけです。

そんな状態で「パパだよ〜」と言っても、子どもからしたら知らないおっさんにしか見えないかもしれません。

それではママっ子が悪化しますし、将来的な親子関係にも影響が出かねないのではと思っていました。(考え過ぎかもしれませんが)

それは困るということで、育休を利用してパパアピールをしましたが、これはうまくいきました。

今でもママ優先ですが、ちゃんとパパも頼られます。これでしばらくは親子関係に日々が入る心配はなさそうです。

復帰してから

息子が1歳になり、保育園に入るまでの半年の育休から復帰してからは別の現場になり、さらには育休明けということでホワイトなチームに配属となりました。

おかげで残業はほぼ0時間、残業しても20時間以内という超絶ホワイト企業を体験中です。

ただ、今までが残業代で食ってきた人間ですから、単純に月給10万円以上マイナスは家計的には痛いです。(だから副業を勉強し始めたこともあります)

それでも残業は無くなりましたし、今年の途中から在宅ワークにもなったので、育児は育休時並みに継続できているかなと思います。

育休前は完全に働くだけの人生でしたが、育休後は育児中心に仕事をどう終わらせるかを考えられるようになってきているかなと思います。

そういうワークライフバランス的なところで言うと、育休を取得して良かったと思います。

終わりに

今回は育休のお話をちょっと語ってみました。

育休を考えているパパの皆様、育休は1ヶ月でもいいですから、取得することをお勧めします。

考え方というか、価値観や自分の中での優先順位がちょっと変わると思います。

育休制度や取得時のちょっとしたアドバイスはまた別の記事でご紹介できたらと思っています。

それでは!