はじめに
宮迫博之さんは、かつて「雨上がり決死隊」として活躍していた芸人であり、バラエティ番組の司会などを務め、非常に高い人気を誇っていました。
しかし、2019年に「闇営業」問題が発覚し、それ以降は芸能界を離れることとなり、テレビから姿を消しました。
この記事では、宮迫さんが何をしたのか、なぜ地上波復帰が難しかったのかについて詳しく解説していきます。
宮迫博之の「闇営業」問題とは？
闇営業とは、芸能人が事務所を通さずに個人で仕事を受けることを指し、特に反社会的勢力との関わりが問題視されています。
宮迫さんは、2019年に詐欺グループが主催する宴会に参加し、そこで金銭を受け取ったと報じられました。
この出来事が、吉本興業との契約解消につながり、活動停止を余儀なくされました。
参加した宴会には、田村亮（ロンドンブーツ1号2号）さんやレイザーラモンHGさんなど、他にも多くの芸人が関わっていました。
宮迫さんは、最初は金銭の受け取りを否定していましたが、最終的には受け取ったことを認めました。
この一連の出来事により、彼は2019年7月に吉本興業との契約を解消されました。
宮迫博之が地上波復帰できなかった理由
1. 反社会的勢力との関与による信頼失墜
宮迫さんが長らく地上波に復帰できなかった最大の理由は、反社会的勢力との関与が公に知られてしまったことです。
反社会的勢力の催しに参加して金銭を受け取っていたことが判明し、このニュースは芸能界のみならず社会全体に大きな衝撃を与えました。
これにより、スポンサーやメディアの信頼を著しく損なうこととなり、彼のイメージが大きく傷ついたため、地上波への復帰が非常に困難になったのです。
2. 事務所への報告義務違反
宮迫さんは、吉本興業に対して闇営業の事実を報告しなかったことで、事務所内のコンプライアンスにも問題があるとされました。
通常、芸能人が仕事を受ける際には事務所を通すことが義務付けられており、事務所への報告義務を怠った宮迫さんは、吉本興業の管理体制に対する信頼をも損ねる形となりました。
この報告義務違反も、地上波復帰を妨げる一因となっています。
3. 契約解消と独立した活動
他の芸人が謹慎処分を経て地上波に復帰する中、宮迫さんは吉本興業との契約を解消しました。
この決断により、彼は芸能界での後ろ盾を失う形となり、復帰するためのサポートも得られなくなりました。
独立後はYouTubeなどのプラットフォームを中心に活動し、地上波テレビに戻る機会が限られてしまったのです。
4. 自らの活動の場を移した影響
宮迫さんは、YouTubeや飲食店「牛宮城」の経営など、新しい分野での活動を始めました。
特にYouTubeでは自らの番組を持ち、一定の成功を収めていますが、このことが逆に地上波テレビの仕事から遠ざかる要因となりました。
テレビ業界とは異なるスタイルでの活動を続けたことで、再び地上波に戻る道のりはさらに難しくなったと言えるでしょう。
現在の宮迫博之
現在、宮迫さんはYouTubeで活躍しており、自身のチャンネルを通じて多くのファンとつながっています。
さらに、2022年3月には焼肉店「牛宮城」をオープンし、経営者としても活動しています。
この焼肉店は当初、開業の過程で困難に直面し、開業の延期などの問題が発生しましたが、その後は順調に経営を進め、黒字を達成しています。
2024年10月には、5年ぶりに地上波復帰を果たすこととなり、テレビ埼玉の新番組「Beauty Man ～宮迫博之イケおじ宣言～」で深夜枠ながらも再びテレビに登場することが決定しました。
しかし、過去には千葉テレビの番組出演が事前に告知されながらも放送中止となるなど、復帰に向けての道のりは順調とは言えず、地上波への復帰は非常に難しい「茨の道」であると指摘されています。
まとめ
宮迫博之さんは、2019年の「闇営業」問題により吉本興業との契約を解消され、その後も地上波での活動が難しい状況にありました。
反社会的勢力との関与がスポンサーやメディアの信頼を失う大きな原因となり、他の芸人たちが徐々に復帰する中でも、宮迫さんは長期間地上波から遠ざかっていました。
しかし、2024年に5年ぶりに地上波復帰を果たし、新たな活動をスタートさせています。
これからの宮迫さんの動向にも注目が集まりますが、地上波で再び活躍できる日は来るのでしょうか？
宮迫さんの復帰についてどう感じますか？
今後の活動に期待を寄せつつ、再び彼のユーモアあふれる姿を見ることができることを楽しみにしたいですね。
